テレビとレコーダーの接続方法の解説

室内の壁面端子からのアンテナケーブルに分波器を接続してレコーダーの地デジとBS/CSのアンテナ入力端子へ接続する。 レコーダーの地デジとBS/CSのアンテナ出力端子からテレビの地デジとBS/CSのアンテナ入力端子へ直列配線(送り配線)するのが一般的な接続方法だ。
現在のレコーダーは複数の番組が同時録画できるようにマルチチューナーとなっているためレコーダー内で減衰が大きくなるので レコーダー内の減衰を補償するブースターを内蔵しているからレコーダーとテレビの受信状態が大きく変わるという事は基本的にない。
ただレコーダーの内部雑音やレコーダーとテレビを接続するアンテナケーブルによっては信号のC/Nが劣化する可能性は残っているためレコーダーとテレビの受信状態がまったく同じにはならない。

テレビ・レコーダー配線方法

直列配線とは別に分配配線という方法がありレコーダーとテレビへ均一な信号を送るダブル分波器という商品も発売されている。
レコーダーとテレビの分配配線はレコーダー内の補償用ブースターの効果がないため受信強度が低くなる傾向があるがレコーダーとテレビの受信レベルが均一化する事ができ テレビがレコーダーのNFの影響を受けずレコーダーからテレビへ送り配線がないためそこから雑音が混入する事もなくテレビ裏の配線がスッキリする。

信号強度を優先したい場合は直列配線で信号強度が十分あり信号品質優先なら分配配線という事になるだろう。
ちなみにデジタル放送用のテレビ・レコーダーの受信レベル表示は信号品質に比例した数値を表示している。

4Kテレビと2Kレコーダーの場合

新しく4Kテレビを買ったがどう配線すれば良いのか?と悩む人もいるだろうが下記の2つのケースで説明したい。
【既存BSアンテナの場合】
BS右旋の4Kチャンネルのみ受信している場合は従来の配線のままでレコーダー経由の直列配線でも問題はない。
【4K8KBSアンテナの場合】
BS左旋やCS左旋の4Kチャンネルも受信する場合は3224MHzまでの信号が来ているのでレコーダー経由では 左旋の信号が通らない可能性があるので4K8K対機器を使用して分配型に変更する必要がある。

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