F型コネクター取付方法の解説 |
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![]() F型コネクター取付時の断面図 |
アンテナ配線で使用する同軸ケーブルをテレビや受信機器に接続するためにはF型コネクター(F型接栓)を取り付ける必要がある。 今回は同軸ケーブルの芯線をそのまま利用する一般的な簡易タイプのF型コネクターの取り付け方法について解説したい。 F型コネクターの説明書に同軸ケーブルを何mmでカットするなどとあるがコネクターによってカットするサイズが異なるので 説明がない場合は何mmでカットして良いか悩んだ方もおられるのではないだろうか? ここで説明する方法を覚えておけばほとんどの簡易コネクターも説明書なしで取付けできる。 取付けにはカッターナイフ・ニッパー・ペンチの3つの工具を使って説明するがペンチはリングのかしめに使うので専用の圧着工具HT551でも良いし 合わせて同軸ケーブルストリッパーを使えば同軸ケーブルの加工も楽になる。 |
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コネクターと同軸ケーブルの先端を合わせてコネクター挿入部分の2mm下のところのシース(外被)にカッターでグルっと切れ目を1周入れて縦に切れ目を入れシーズを剥く。 くれぐれもカッターで指を切らないよう十分に注意する事。 |
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シース(外被)を剥いたら編組(へんそ)を写真のように広げてニッパーでシースの外側(赤線)に沿って切り落とす。 |
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編組をニッパーで切り落とすと写真のようになる。 絶縁体に巻いてあるアルミ箔は取らない事 |
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コネクターと同軸を並べて写真の(1)部分にカッターで芯線を傷つけないように気をつけて1周切れ目を入れたら (2)のように絶縁体を回して回ったら引き抜く。固くて回らない場合は再度切れ目を入れて回す。 |
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絶縁体を取るとこのようになる。 |
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かしめリングを同軸ケーブルに通してからコネクターを奥まで挿入する。 この時アルミ箔をコネクターの縁に引っ掛けると挿入し難くなるので注意する事。どうしても挿入し難い場合はHT224DA や11〜12mmのボックスレンチを使用する。 挿入できたらリングをかしめて芯線を先端から1〜2mm出る程度で斜めにカットする。 |
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これで取付け完了!! |
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