壁面テレビ端子の種類と解説


それぞれのアンテナで受信した電波は混合されて分配器で各部屋に分配され同軸ケーブルを通って各部屋の壁面端子まで送られてそこからテレビ等へ接続して受信する事ができる。

室内側端子の種類
各部屋にある壁面テレビ端子の形状は昔は同軸ケーブルを直結するタイプでしたが現在はネジ式のF型ジャック(左画像)が主流になっておりネジのないプッシュ式ジャック(右画像)もある。
プッシュ式ジャックにはF型コネクターは接続できないのでプッシュ式L型アダプター等が必要となる。

室内側テレビ端子の種類

壁面内端子の種類
壁面内テレビ端子の種類 壁面テレビ端子へは壁の内部で同軸ケーブルが接続されているが現在はF型ジャック式(左上画像)が主流であるがまだシールドの悪い直結式のユニット(左下画像)も使用されて いるのでF型ジャック式のユニットへの変更を推奨する。

壁面ボックス内でF型ジャックのユニットへの接続は同軸の取り回しで難しい場合があるのでF型ジャックが可動式の商品も販売されている。
可動型でない壁面端子への接続が難しい場合はF型のL型アダプターを使用すると接続し易くなる。

壁面テレビ端子の種類
テレビ端子と直列ユニット 壁面テレビ端子の種類には大きく分けて壁面内に入力端子のみがありダミーが内蔵されていないテレビ端子と呼ばれるユニットと 壁面内に入力端子と出力端子があり分岐器が内蔵された直列ユニットと呼ばれるものがあり直列ユニットには中間用とダミーが内蔵された端末用がある。
テレビ壁面端子には電源挿入型と電流カット型がありまたCATV用の上りフィルター付の物もある

なぜ2種類あるのかについては配線の方式が下記のように2通りあるためで分配配線(スター配線)の場合はテレビ端子を使い直列配線(送り配線)の場合は直列ユニットを使用する。
マンション等では直列(送り)配線・縦引きで配線され、一戸建てでは分配(スター)配線で行なわれている事が多い。
直列(送り)配線は配線が少なく工事が簡単というメリットがあるが受信レベルが全体的に低くなる傾向やバラ付きもある。またトラブル起きると階上の部屋にも入らないと改修できないという欠点もある。
4K8K放送を控えマンション等でも徐々に直列(送り)配線から分配(スター)配線へ変わる流れが起きつつある。

分配配線(スター)配線と直列(送り)配線


当店取扱いテレビ端子・直列ユニット


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