CSデジタル受信設置マニュアル


(取付金具の設置)

取付金具は建物でいうと基礎になります。軽視しがちですが悪い基礎の上には良い建物が建たないように、取付金具を正確にしっかり設置しないと正常に受信できない事がありますし、衛星が見つけ難くなり苦労する原因となりますのでご注意下さい。

そのためにはまず取付金具のポールを完全に垂直に設置する必要があります。
左の画像のように糸にオモリをつけて垂らして垂直を確認する事をお勧めします。
これは、仰角や偏波角を調整する時に誤差を少なくする為です。
また、取り付けた後、手で揺らせてがっちり設置しているか確認してください。これがいい加減だとこの後アンテナの方向を調整してもすぐ狂ってしまいます。


(アンテナの組立て・仮設置)

次に説明書を見てディッシュとコンバーターアームを組み立ててください。
組立てきたら先ほど設置した取付金具にかぶせてレンチでナットをアンテナが回る程度に締めてください。この時に左の画像の部分を都市別主な衛星の方位角・仰角・偏波角を見て自分の住んでいる場所の偏波角に合わせておいてください。
SKYPerfecTV!用の2衛星用アンテナは商品に附属の取付説明書の数値をご覧ください。


(アンテナとの接続)

アンテナにケーブルを接続する訳ですがケーブルにコネクターが付いている完成品の場合はそのまま接続すれば良いのですが、コネクター、防水キャップを付ける場合は左の画像の(1)のようにケーブルをカッターやニッパー等でむいで(2)のように防水キャップ、固定リング、コネクターを通してリングをペンチで締めてください。

アンテナの接続部分の防水については一般的には防水キャップを使用しますので根元までしっかり挿し込みズレ落ち防止のため防水キャップのすぐ下の同軸ケーブルにビニールテープを巻いて太くしてください。防水キャップが外れると防水効果がなくなりますのでご注意ください。 防水キャップ参照図

防水キャップがない場合は防水コネクターにして頂き接続後自己融着テープを引き伸ばしながら2重に巻いてその上にビニールテープを下から上に巻いて仕上げて下さい。


(壁の貫通について)
次にケーブルを室内に引き込む訳だが通常はエアコンの穴からケーブルを室内に引き込みます。
もし、エアコンの穴がない場合は壁に直接穴を開けるか左の画像のようなスキマケーブルを使えば建物を傷めず入線できます。
スキマケーブルにはコネクター式とケーブル直結式があります。ケーブル直結式よりコネクター式の方がシールド性能が高いので外来ノイズに対しては強い。

詳しくはこちらをご覧下さい


(テレビ・ビデオとの接続)
チューナーに先ほど入線したアンテナケーブルを左の画像のように接続し、またテレビ・ビデオのビデオ入力端子とピンコードで同様に接続してください。
また、忘れずにICカードも本体内に差し込んでおいてください。


(電話線の接続)
電話とチューナーの電話線への接続は通常は左の画像の(1)が一般的ですが(2)(3)でも大丈夫です。


(チューナーの初期設定)
ここまでできたらリモコンに電池を入れてチューナーの初期設定をしてください。設定の仕方は機種によって異なりますので取扱説明書をご覧ください。
ポイントは次の通りです。

・ペアレントロックの暗証番号4桁の設定(必要ない場合もある)
・偏波切替方式は偏波連動(又は電圧切替)にする。
・コンバーター周波数は11.2GHz
(一部に10.678GHzのアンテナもあります。)
・電話回線をパルス(10・20)かトーンに設定する。

設定できたらアンテナ調整画面にして次の作業へ進む。


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