HDTVホームネットワーク情報
アナログ放送からデジタル放送へとテレビ放送が変っていくなかでデジタル放送の利点はいくつもあるだろうが、最終的な利点は受信機器、録画機器、再生機器がネットワークで繋がりハイビジョン映像+5.1chの番組を家の中のどこからでも見れるようになる事ではないだろうか。

しかしハイビジョンのデジタル信号をやり取りできるプロトコルであるIEEE1394(i_LINK)にはメーカー間での互換性などで問題点が多く自由に組み合わせるという事ができなかった。

そこで1999年11月にHAVi(Home Audio Video Interoperability)という団体がIEEE1394上で動作するミドルウェアーの開発をめざして設立され海外では規格に沿った商品も発売されたが現在日本国内では発売に至っていない。現状ではHAViが本格的に実用化されるかどうかどうかについては不明だ。

また2005年12月HANA(High-Definition Audio-Video Network Alliance)という団体が設立されて同様にIEEE1394をベースにした規格の策定に取り掛かった。内容的にはHAViとほぼ同様なもののようで明確な違いがどこにあるのか不明である。

すでに最近はIEEE802インターフェース(LAN&無線)を使ったDLNAというガイドラインに沿った商品も次々と発売されて来ており将来一体どのようなデジタルAVネットワークが主流になるのかなかなか読めない状況にある。

どのメーカーも将来ホームネットワークによるAV環境が不可欠でありそこにチャンスがあると思っているはずであり主導権を取るべく今後も新たな規格も生まれて来るかも知れない。我々ユーザーサイドからするとできるだけ乱立は避けてもらって自由性があって将来的にも問題なく使えるネットワーク規格を早く作ってもらいたいと願って止まない。


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